マスク生活での嗅覚の衰え

【マスク生活での嗅覚の衰え!?嗅覚が脳に与える影響とは】

嗅覚は、10歳代でピークに達した後、男性は60歳代、女性は70歳代から急に衰えはじめると言われています。
歳をとるにつれ、さまざまな機能が衰えるのは仕方のないことですが、嗅覚の衰えには気が付かない人が多いようです。
しかも、同じ年齢でも鼻が利く人とそうでない人の差は大きくなっていきます。

嗅覚の低下は「食べ物の腐敗臭に気が付かない」「ガス漏れに気が付かない」など命の危険を招く可能性がありますし、味覚にも影響があり食事を楽しむことができなくなることも。

また、嗅覚と脳にも密接な関係があります。

嗅覚は、視覚や聴覚などの他の感覚より脳に伝わるスピードが一番早く、喜怒哀楽の感情や欲求などの情動を司る扁桃体と、記憶を司る海馬がある大脳辺縁系にダイレクトにアプローチします。

大好きな香りを嗅ぐと一瞬で幸せな気持ちになったり、ある香りを嗅ぐと昔の記憶がよみがえったりした経験がある人は多いのではないでしょうか?
その他には、大脳辺縁系の下部にある視床下部にも伝わり、自律神経やホルモン、免疫などのバランス調整を行ってくれます。
そして、嗅覚は加齢とともに衰えていくのですが、嗅覚にかかわる嗅神経細胞は、積極的ににおいを嗅ぐことで鍛えることができます。

その方法は、朝晩10秒ずつくらい香りを意識をして嗅ぐことで嗅細胞を刺激するという方法です。
嗅ぐだけという手軽さなので、何かを制限されることではないので毎日つづけられそうですね😊
ぜひ始めてみてください。

毎日続けられるか少し不安と感じる方は、アロマとハーブの定期便なら毎月ポストに届くので無理なく続けられ、簡単に日常生活の中に香りを取り入れることができますよ🧡

また、外出中のマスク着用時にはマスクシールがオススメです。

意識して香りを感じ、嗅覚を鍛え、身体も心も脳もいきいきと健康でいたいですね✨

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