マタニティブルー・産後うつ予防に、アロマテラピートリートメント

妊娠中、出産後は気持ちが落ち込みやすい時期😥
女性は男性よりも2倍うつ傾向になりやすく、その中でも特に妊娠中や出産後はうつ病を発症しやすい時期と言われています。
近年では出産を経験した女性の10人に1人は「産後うつ」になるというデータもあるようです。

マタニティブルー

出産後には、気分の浮き沈みが激しくなることがあります。
この状態のことを総称して「マタニティブルー」と呼びます。(日本人女性の25~50%が起こると言われています)

お母さんの身体は出産によって女性ホルモンが急激に減り、授乳をするための身体に変化していきます。
この女性ホルモンの急激な減少と出産・育児の疲れ、不眠、プレッシャー、不安などがマタニティブルーの原因と言われています。

産後に肌荒れを起こしたり、不安な気持ちになってしまったりするのも、女性ホルモンの急激な減少が主に考えられます。

産後うつ

うつ病とは「こころの病気」と思われがちですが、近年では研究が進み脳の機能障害であると考えられています。
ストレスなど様々な理由から脳の機能障害が起きている状態で、ものの捉え方、考え方が否定的になり自己嫌悪感なども抱いてしまうことがあります。
また、妊娠・出産に伴う女性ホルモンの大きな変化は、脳がストレスに耐える抵抗力を低下させます。
その結果ストレスを処理しきれなくなった脳が機能せず、ものごとを悪くとらえる傾向が強く出てしまうのです。

ベルガモット精油と産後のメンタルヘルス

近年、へルスリテラシーの重要性が社会的に改めて認識されているなかで、産後女性を支援するためのさまざまな取り組みや研究が行われています。
今回は台湾で行われた、ベルガモット精油の芳香浴が産後女性へのメンタルヘルスに及ぼす影響についての研究を紹介します。

参照:(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを楽しむ | アロマの研究・調査 | アロマサイエンス研究所 | ベルガモット精油と産後のメンタルヘルス (aromakankyo.or.jp)

実験方法

対象産後ケアセンターに滞在中の女性60名
精油ベルガモット精油
対照
方法1日15分間の芳香浴を4週間
測定項目エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)を用いて、介入前・2週間後・4週間後に評価を実施

※産後1カ月程度、施設などで女性が身体を休めることが中国では伝統的風習として行われています。

実験結果

ベルガモット精油を用いた芳香浴により『うつ傾向』が有意に減少しました(p<0.001)。
この研究により、ベルガモット精油の芳香浴が産後うつの予防につながる可能性が示唆されました。

産前産後のメンタルケアに・・・

ナプラでは、産前産後のお母様のためのアロマトリートメントメニューをご用意しております。
使用するトリートメントオイルはもちろん、リネン類や施術前後のドリンク全て「オーガニック」にこだわっております。

妊娠中は、なぜか不安になったり落ち込んでしまったり・・・カラダも肌も精神的にも不安定になりがちです。
妊娠中の時期だからこそ、リラックスする時間を多く持つことが大切。
産後はもっともホルモンバランスが崩れ、心身共にサポートが必要な時期です。

出産や慣れない子育ての疲労を少しでも回復させ、アロマの心地よい香りや、オールハンドマッサージの手のぬくもりでリラックスすることにより
疲労回復や産後の回復への自然治癒力を高めます。


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